2度目の中計キックオフで驚いたこと
4年前のコロナ禍中に、社長からのご要望で、中期経営計画策定プロジェクトを
行いました。当時は、ワークショップを行うのに、アクリル板で仕切って実施
したことを覚えています。
今回、2回目となり、メンバーを増やしてのワークショップとなりました。
今回のプロジェクトでは、生成AI活用など、新しい手法も取り入れていますが、
ワークショップを始めてみて、いくつか驚かされたことがありました。
1.業績の伸び
1つは、業績で、途中あまりフォローしていなかったのですが、今回、管理部長
から長期の業績推移グラフを皆さんに紹介してもらったら、過去に比べて、
前中計期間の伸びが突出していました。
グラフが直近で、急激に上向いていたのです。
これは、他社でもあったことなのですが、中計を初めて策定して取り組んだら、
急に業績が伸びたということでした。
因みに、この会社に対しては、途中のフォローコンサルは行っておらず、
独自の努力で伸ばせたということことでした。
まさに私の提唱する「実行中計」が実践できた好例ですね。
2.参加者の態度
2つ目は、参加者の態度です。
なんと、「落ち着いている」のです。
第1回時は、皆さん、「不安そうな顔」をしていました。
それを私は、「借りてきた猫」に例えたのですが、中には「びくびく」している人も
いました。
それが、前回参加していた人全員が今回も参加し、追加で数名新しい人たちが
いたのですが、2回目の人達だけでなく、1回目の人達も落ち着いていました。
2度目というのは、こういう効果があるんですね。
一般に、長男・長女は、親が心配して生むので、神経質な性格になり、
次男・次女は安心して生むので、おおらかな性格になるというのと、
どこか相通じるところがあると感じました。
3.発言内容
3つ目は、発言内容です。
なんと、「自信を持った発言」が出来ているのです。
特に驚かされたのは、「理念」についてですが、前回第1回時に、既存のものを
ベースに新たに理念の言葉を制定したのですが、それについても、
「こういう言葉を追加した方がいい」等の発言が出て来ました。
通常、理念というのは、一度制定すると、そんなに頻繁に変えるものではないのですが、
制定時に関わった所為もあると思いますが、堂々と修正提言していたので、
後ろでオブザーブしていた社長も慌てたくらいでした。
4.議論のスピード
4つ目は、「議論のスピード」です。
なんと、速くなったのです。
前回は、もたもたして、宿題になることが多かったのですが、
今回は、「では10分で議論してまとめてください」という言うと、
10分経って「出来ました!」「まとまりました!」という答えが返ってきたのです。
「ずいぶん成長したな」と感じました。
この感じだと、回数、日数は前回と同様ですが、だいぶ前回より深めた議論、
成果物が出来そうで、期待が高まってきました。
今回は、前回よりよい中計ができるといいですね。

